2018年10月27日
「行ってはいけない同志社大学社会学部メディア学科」
 大学、大学院の受験生が志望校、志望学部・学科を絞る時期ですが、全国、世界各地の受験生に、同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻と社会学部メディア学科は「入ってはいけない専攻・学科」だと断言したいと思います。
 「浅野先生がいなくなってから、ジャーナリズムをきちんと教える専任の教員がいなくなった」。今年3月にメディア学科を卒業して、大手報道機関の記者になった元学生は私に嘆いていた。私もそう思う。大学でメディア学、ジャーナリズム学を学びたい人は、私を追放した教授4人が中心になっている同大メディア学科は行かない方がいいと思う。また、同志社大学全体も、昔のブランドだけで存在している傾向が強く、20年間教授を務めた私としては、推薦できません。
 本ブログで、その理由をシリーズで書いていこうと思います。「週刊金曜日」を発行している株式会社金曜日が昔、『買ってはいけない』という本を出版し、300万部を超えるベストセラーになりました。山中登志子さんという秀逸の編集者が雑誌の連載をもとに単行本にした書籍でした。そのタイトルにちなんで、『行ってはいけない同大メディア学科』というタイトルで書きます。
 私は今から約5年前の2013年11月13日、同志社大学大学院社会学研究科委員会(教授会、35人)で無記名投票によって「定年延長拒否」の議決をされ、翌14年3月末に「65歳定年退職」という巧妙な形で不当解雇されました。この教授会では、「御用組合」「御用記者」という用語を学生向けのシラバスに使ったとか、私が職場にいることのストレスで「突発性難聴、帯状疱疹に罹った同僚教員がいる」という「審議資料」(作成者不明)が配布されました。本ブログで明らかにしているように、この闇討ち、魔女狩り、クーデターのような不当解雇は、渡辺武達教授(15年3月に70歳定年退職、名誉教授)グループと村田晃嗣学長・尾嶋史章副学長(いずれも当時)が小國隆輔弁護士(同大法科大学院嘱託講師、民法担当)と共謀して、13年8月頃から周到に準備して強行されました。
 私は13年12月末に地位保全の仮処分申立(14年5月却下)を起こし、14年2月5日に地位確認請求訴訟を提起しました。いま、最高裁で闘っています。
 同志社大学はかつて学校法人同志社の総長と理事長が十数年、不良債権の購入などをめぐってお互いに訴訟を起こして、裁判をしていました。性善説で成り立っている民主的な大学ですから、一部の悪徳教授が権力を握ると「大学の自治」の名で縁故主義の採用人事、不正会計などやりたい放題になります。
 大学院のある研究科の大学院教授だけに認められている「70歳までの定年延長制度」は、65歳で退職になる教職員にとっては差別です。全国の大学の中で同大にしかないこの「大学院教授70歳定年制度」を維持するために、65歳でやめた永年勤続の教職員に5年間、月額約20万円の「特別補給金」と称する闇年金を払っています。烏丸キャンパスの敷地の中に京都府警の交番があります。「学友会」という伝統ある学生自治会が2003年に「解散大会」を開き、それ以降、学生自治会がありません。リーマンショック後もスライド制で授業料を上げし、比較的安かった授業料は、早慶などと同じ高いレベルに達しています。
 安倍晋三首相や公明党の御用学者、村田晃嗣氏が2013年から16年まで学長を務めました。神学部の牧師兼任の教授たちが村田執行部体制支えました。神学部は佐藤優氏を客員教授にしています。
 16年1~2月、大学で出る書類などのゴミを4年間にわたって無認可の業者に処分させていたことが発覚し、学校法人同志社法人事務部長ら同大関係者9人が逮捕され、京都簡裁から学校法人同志社と同大施設部長が計250万円の罰金刑を受けています。京都市から何度も警告を受けていたのに違法行為をやめなかったのです。当時の理事長は水谷誠理事長でしたが、法人が有罪になった後も1年2カ月、理事長職に留まり、今、神学研究科教授として定年延長中です。誰も処分されていません。文科省がこれに怒り、16年度の国庫補助の9億円をカットするペナルティを科しています。
 浅野教授の文春裁判を支援する会HPを見れば、渡辺教授グループがハラスメントを捏造したことも分かります。
http://www.support-asano.net/index.html 
 同大メディア学科の現在の専任教員のほとんどは、渡辺グループの情実人事、偽装公募などアンフェアな方法で採用され、「同大新聞学専攻出身」だけという理由で採用された教員もいます。私が卒業した慶應義塾大学は1970年代に、塾出身者の優遇を全廃し、公正な公募で教員を採用しています。
 今年4月には、博士号のない30歳過ぎの女性が専任教員の助教となり、2年生ゼミを担当しています。あり得ないことです。「ゼミはサークルやバイトで疲れたみなさんの癒しの場」(小黒純教授)「ゼミでメディア学の本は読まない。ゼミに出席すれば単位をあげる」(河﨑吉紀教授)という教授や、「来週のゼミは風邪で休みます」と言って、ゼミのあった日に東京で開かれた大和ハウス主催の講演会で講演した佐伯順子教授がいます。竹内長武教授のゼミは、前期、後期に一回ずつ回ってくる「発表」さえすれば単位がもらえます。就職活動のことでチャットして、ビデオを見て感想を語り合ってゼミは終わりという教員が少なくありません。卒論は字数などがOKなら、提出すれば合格という教員がいます。2013年春期の授業中に、教壇から硬式テニスボール、フリスビーを受講生に投擲し、けがをさせたのは小黒教授です。学生たちが社会学部のクレームコミッティへ告発しましたが、冨田安信学部長らによって却下されました。
 入学試験では文系で最難関なのがメディア学科。マスメディアへの就職は入学後半年で半分はあきらめるのがメディア学科。私は、「浅野ゼミだけは、国際標準の大学教育を」と厳格な指導をして20年間頑張ってきました。私を追放した教員4人が、学科をダメにしています。
 「行ってはいけない同志社大学社会学部メディア学科」の連載を始めます。
 同志社の学内高校が4校あります。4校の高校生のみなさん、メディア学科はやめたほうが賢明です。保護者の方もよく調べてください。もっと詳しく知りたい人は、浅野まで問い合わせください。P1070754

P1070758